八代 亜紀さんに熊本県民栄誉賞を贈呈へ
2024.02.07 18:00
『演歌の女王』の功績をたたえます。熊本県は去年１２月に亡くなった八代市出身の歌手・八代 亜紀さんに県民栄誉賞を贈呈すると７日、発表しました。
八代亜紀さんは１９７１（昭和４６）年に歌手デビューし、『雨の慕情』で日本レコード大賞を受賞。２０１６年の熊本地震や豪雨災害の被災地を慰問し、災害支援活動にも熱心に取り組み、去年１２月３０日、７３歳で亡くなりました。
熊本県民栄誉賞の贈呈を発表した蒲島知事は７日の会見で、次のように語りました。
【蒲島知事会見】
「熊本県の観光・物産振興に貢献されたこのようなご活躍は、国民的規模での敬愛と感動を与え、県民栄誉賞を贈るのがふさわしいと判断した。熊本愛にあふれた方だった。病気療養に専念され、またお元気になられると思っていたがこのような結果になり大変残念」
熊本県民栄誉賞はこれまでに著しい功績のあった１０組に贈られていて、八代亜紀さんは１１組目の受賞。ミュージシャンとしてはチャーリー永谷さんに次いで２組目です。また、八代亜紀さんの出身地である八代市も７日、『名誉市民』の称号を贈ると発表しました。
