大事故のため、ヤフーなどの情報を貼り付けただけのものです。
15日夜に発生した、福知山花火大会会場での露天商屋台爆発事故で、
福知山市内の病院に入院していた京丹波町の女性(44)が17日午後4時
28分、亡くなった。
この事故では60人が救急搬送され、うち18人が重傷となっていた。
重軽傷を負った60人は当初、同市の福知山市民病院や京都ルネス病院、
綾部市の綾部市立病院に搬送されたが、その後、病状などによって
府内の別の病院や大阪、兵庫など近隣府県の病院に転送された人もいる。
河川敷に面する荒川旅館では従業員だけでなく宿泊客も救助活動に参加し、
約10人が水や氷、毛布やタオルを運んだ。
水はバケツリレーで運び、やけどした負傷者にかけたという。
男性店主(37)は「消防に水がほしいと頼まれた。
やけどがひどい人もいた」と心配そうに話した。
近くの自営業、曽根吉幸さん(65)も「冷やせるものはなんでも」
と氷枕や氷を入れたポリ袋などを提供。
自宅倉庫を開放した会社経営の曽根広樹さん(64)も重傷の患者を
寝かせ、搬送まで水をかけ続けた。
薬剤師の吉田昭一さん(62)の自宅前の路上には15人ほどの負傷者が
続々と訪れ、救急搬送を待っていた。
氷や水などを提供したが、負傷者たちはその後、バスに乗せられて
福知山市民病院に運ばれていったという。
大会の実行委員会会長を務める福知山商工会議所の谷村紘一会頭は
16日午後、記者会見し「けがをされた方に心からお見舞い申し上げる」
と述べる一方、事故時の対応については「最大限のことをした。
不適正とは思っていない」との認識を示した。
谷村会頭は「露天商が第一におわびすべきだ」などといったんは謝罪を
拒否し、その後、報道陣から問いただされると「変更する。負傷者に
おわび申し上げる」と訂正した。
主催者側の事故に関する責任については「本当に予想もしない大変な
火災事故。責任はあくまでも出火した露天商にあると考えている」と否定。
その上で「道義的、包括的責任はある」とした。