masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

石造アーチ橋『下町橋』の点検(熊本県湯前町)

専門家を交えた石造アーチ橋の点検が17日球磨郡湯前町でありました。
テレビ熊本

湯前町指定文化財の『下町橋』は1906年に架橋された長さ17メートルの石造アーチ橋で、去年9月の点検で石の隙間や抜け落ちが確認されました。
今回、補修方法などの助言を受けようと国土交通省や大学の土木学の専門家を交えて改めて点検が行われました。
山尾敏孝熊本大学名誉教授は「橋の損傷などが把握できていない部分もあり、引き続き点検することが望ましい」と指摘。
湯前町の鶴田正已町長は「今後の管理・補修計画に重要な提案をいただいた」と語りました。

下町橋(したまちばし) 別称=ごんげんばし
都川に架かる全長17mのアーチ橋で「下城」と「古町」にまたがることからこの名前になっています。
 明治39年(1906)木橋から石橋に架け替えられ、通潤橋(つうじゅんきょう)や霊台橋(れいたいきょう)などを手がけた八代の種山石工の流れをくむ石工達が造ったといわれています。
周囲の自然環境と調和がとれていて、季節ごとに美しい姿を見せています。
また、町出身の諷刺漫画家、那須良輔氏もこの近くで育ちました。