masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

絵本の時間 長尾玲子作 ざっそうの名前

6月30日

今日は落合恵子さんの「絵本の時間」で長尾玲子作:「ざっそうの名前」
でした。
表紙にある雑草、人物はもちろん、絵本全体を通して、あらゆるもの
(文字以外)が刺繍で描かれているとのことです。
私は植物標本を作製したことがあり、非常に懐かしかったですね。
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『 夏の暑い日、太郎くんはスイカを持って、おじいちゃんの家へ遊びに
行きました。
「スイカは、ヒメジョオンの脇の水道で冷やしておこう」
おじいちゃんに言われて、太郎くんは、
ヒメジョオンって、なに?」
雑草にも名前があることを、太郎くんは知ります。
よく見ると、他にもたくさんの雑草が。
ツユクサ、トキワハゼ、オニノゲシ、どれもおなじみの草花です。
おじいちゃんは、畑にも案内してくれます。
夏の野菜と一緒に、たくさんの雑草が。
おじいちゃん、思わず、
「こないだ、草むしりしたばっかりなのにな。」』
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私は大学受験に失敗し、1年間熊大生物学科の植物学に標本作製の
アルバイトに行きました。
今江正知(当時講師)教授から色々と手ほどきを受けました。
もちろん、雑草と言うのはありません。
種目・科などにすべて分類され、名前もすべて命名されてますよ。
和名と洋名を列記されてる名前もありました。
薬草を雑草と思ってる人も多いのでは。
きれいな花を付けてるものも、たくさんありましたよ。
当時、私の家庭は余裕がなく、お昼はアルバイトして、夜受験勉強で
忙しい日々を過ごしてました。
大変懐かしいですね。
よく名もない草と書かれてますけど、名も知らぬ草と書いて欲しいですね。
細かな一針一針の刺繍が施されて、 絵本の最後に、
おじいちゃんが言っています。

「春や秋や冬にもそれぞれちがうざっそうがあるから、
またいっしょにみにいこう」