masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

電気柵事故 子どもが電線に触れ感電か

静岡県で電気柵で死亡事故が起きましたけど、電気技術基準を順守すれば、絶対起きない事故です。
電気柵を設置する際は、家庭用コンセントなどから直接、電気を流すことは法律で禁止されていて、断続的にしか電気が流れない専用の電源装置を使うよう定められています。
電源装置を製作する際の基準として、電気の流れる間隔を1秒以上開け、3000分の1秒ほどと瞬間的に電気が流れるようにしているということです。
電気柵に流れているのは6000ボルトから1万ボルトと高圧ですが、瞬間的なため、動物が触れても死ぬことはなく、驚かして近づかないようするためのものだということです。さらに国は、人が簡単に立ち入ることができる場所に
30ボルト以上の電源から電気を供給するときは、漏電時に電気を遮断する安全装置を設置するよう求めています。
19日、静岡県西伊豆町で、家族連れなど7人が川岸に設置された動物よけの電気柵で感電し、男性2人が死亡した事故で、警察は20日朝から現場の状況を詳しく調べ、電気柵に漏電を防ぐ装置が備えつけられていたかどうかなど、安全対策に問題がなかったか、詳しく調べています。
19日夕方、静岡県西伊豆町一色で、親戚の家に遊びに来ていた2組の家族など合わせて7人が、川岸に設置されていた動物よけの電気柵で相次いで感電し、川崎市宮前区の尾崎匡友さん(42)と、神奈川県逗子市の岩村知広さん(47)の2人が死亡したほか、岩村さんの妻と8歳の長男が重傷、ほかの3人が軽いけがをしました。
警察は20日朝から現場で事故の原因となった電気柵の状況などを調べました。
これまでの調べで、岩村さんの長男が電気柵に触れたあと、電線の一部が川の中に垂れ下がったとみられていますが、この電線には対岸の納屋にある100ボルトの家庭用のコンセントから電気が流れていたことが分かりました。
この方法で電気柵に電気を流す場合、法律では電源付近に漏電を防止する装置を設置するよう定めているということで、警察は、事故が起きた電気柵にそうした装置が備えつけられていたかどうかなど、安全対策に問題がなかったか、
詳しく調べています。