masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本豊野町で干し柿づくり

県内で有数の柿の産地である、宇城市豊野町では干し柿づくりが最盛期を迎えています。
宇城市豊野町では、およそ80軒の生産者が「高瀬」という干し柿にむいた品種の柿を栽培しています。

12月が近づき、干し柿作りが最盛期を迎え、町内のいたる所で吊された柿がのれんのように連なる光景が見られるようになってきました。
豊野町上郷の坂田保孝さんも2ヘクタールの土地で柿を栽培していて、この日も柿の実の皮を剥いて紐にくくりつける作業に追われていました。
「JA熊本うき」によりますと、豊野町では毎年、およそ180万個の干し柿を出荷していましたが、今年は10月に入ってから気温の高い日が多かったせいで、出荷量は平年の4割にまで落ち込む見通しだということです。


坂田さんは「暑い日が多かったせいで収量はかなり減りましたが、実の出来自体は良いので、発色のいい干し柿ができると思います」と話していました。
つるされた柿は、これからおよそ1か月かけて干し柿に仕上がり、関東を中心に全国へ向けて出荷されていくということです。