10月02日 06時07分
世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ、宇城市の三角西港が開港１３０年を迎えることを祝って、１日夜記念の式典が開かれました。
三角西港の敷地内にある旅館だった建物「浦島屋」の前で開かれた式典には、宇城市の関係者や地元の住民などおよそ５０人が参加しました。
式典では、おととし三角西港が「明治日本の産業革命遺産」を構成する資産として世界文化遺産に登録されたことを記念する石碑の除幕が行われました。
つづいて熊本市出身のデザイナー、仁木洋子さんが監修したライトアップの点灯式が行われ、青いＬＥＤ照明の光によって照らし出された幻想的な景色に、訪れた人たちはさかんに写真を撮っていました。
三角町の区長の１人の高岡実さんは「重要な観光拠点である、三角西港を活用して、かつての町の賑わいを取り戻していくために努力していきたい」と話していました。
宇城市では今月を「築港１３０周年記念月間」としていて、様々な催しが予定されています。
