11月02日 17時18分
去年の熊本地震で徳島県が行った支援に感謝の気持ちを伝えようと、２日、熊本県のキャラクター「くまモン」が徳島県庁を訪れました。
徳島県庁を訪れたのは、くまモンや熊本県の職員たちです。
徳島県は去年４月の熊本地震で、救助や復旧の活動に当たるため延べ７１５人の職員を派遣するなどの支援を行いました。
２日は、熊本県の職員が蒲島知事からの感謝状とくまモンが熊本の特産品の柿、「太秋」を徳島県の後藤田副知事に手渡しました。
後藤田副知事は、「被災地に派遣した職員が学んだことを、今後の徳島の防災にいかしていきたいです」と述べて、県特産のさつまいも「なると金時」と、すだち風味のパイを贈りました。
このあと、くまモンは被災地に派遣された徳島県の職員８人を１人ずつ抱きしめて、感謝の気持ちを伝えました。
くまモンは、支援への感謝の気持ちを伝えるために全国各地を回っていて、来年春までにすべての都道府県を訪れる予定だということです。
熊本県大阪事務所の小田善太参事は「お礼と感謝の気持ちを伝えたくて訪問しました。頂いた『なると金時』とすだち風味のパイはくまモンも喜ぶと思います」と話していました。
