きょうの熊本市は、朝は放射霧が発生して視界が100メートル以下まで落ちました。
熊本地方気象台によりますと、県内では、２６日未明ごろから暖かく湿った空気が連続して流れ込み、湿度の高い状態が続いていて、２６日夜、気温が下がって空気中の水蒸気が冷やされたことで、２７日朝にかけて各地で「放射霧」と呼ばれる霧が発生しました。
各地の２７日朝の最低気温は阿蘇山で１度４分、山鹿市で２度２分熊本市で５度３分などとなりました。
県内は高気圧に覆われておおむね晴れ、各地で気温も上がりました。
八代市を流れる前川では２０メートルほど先にかかった橋が見えないほど濃い霧が立ちこめました。
午前７時半すぎの通勤時間とも重なり通学通勤をする人たちが車や自転車のライトをつけて走行するなど、視界が悪い中を用心しながら進む様子が見られました。
朝の冷え込みはこの時期としては普通で、お昼も暖かく感じられましたけど平年より1度6分高めでした。
県下の最低気温はあさぎり町で6度7分、南阿蘇村で3度8分、阿蘇市乙姫で1度8分、益城で2度8分、南小国町で3度6分、菊池市で2度8分、人吉で8度6分、熊本市で5度3分でした。
各地の最高気温は熊本市で17度8分、菊池で19度0分、人吉で14度4分、水俣で18度8分、八代で17度9分となりました。
あさぎり町で14度3分、南小国で17度3分、阿蘇市乙姫で16度2分、益城で18度4分、南阿蘇で17度1分となりました。
なお、牛深で18度7分となりました。
きょうは、一連の熊本地震で、震度1以上は1回も発生しませんでした。
