熊本市動植物園、部分再開へ １８日から平日限定、観覧エリアや入場者数を制限
2020/5/13 20:30 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
運動場を歩き回るアフリカゾウのマリー（左）とエリ＝５月１日、熊本市動植物園（後藤仁孝）
熊本市は１３日、２月２９日から休園していた市動植物園（東区）の営業を、
５月１８日から平日に限って部分再開すると発表した。
新型コロナウイルスの感染リスクが「レベル２（警戒）」に下がったことに伴う措置。
密閉、密集、密接の「３密」を回避するため、観覧エリアや入園時間、入場者数を制限する。
再開後の入園時間は午前１０時～午後２時。
入場は植物園施設側の西門に限る。入園の際は氏名や住所、健康状態を書面に記入してもらい、県外客の入園は断る。
植物園施設は開けるが、遊戯施設は運休し、動物資料館など屋内施設も閉鎖。
動物園施設は、当日の先着３７５人に整理券を配り、１５人ずつ２５組に分かれて飼育員の引率で観覧してもらう。
水前寺競技場など屋外の約６０施設は１４日以降に順次、利用を再開する。
このうち熊本城と水前寺江津湖公園の駐車場、八景水谷や平成中央など７公園の遊具は
１４日から利用できる。
熊本城の特別公開は「県外客の増加につながる」として、再開を見送った。（潮崎知博）
