県内では比較的雨が少なかった熊本市で７日夜、この梅雨初めて非常に激しい雨が降り、冠水や停電の被害も出ました。
７日午後８時ごろの熊本城。
稲光のあと雷鳴がとどろき、その瞬間、画面を止めるとまるで昼間のように明るくなりました。
熊本市北区ではすでに道路が冠水。
車のタイヤ付近まで水があふれ、まるで海のような光景が広がっていました。
熊本市北区ではマンホールからまるで公園の噴水のように記者の腰の高さまで１メートルほど水が噴き上がっていました。
午後８時４８分までの１時間で５１．５ミリ。
この時の雨雲をレーダーで見ると活発な雲を示す黄色や赤が熊本市や山鹿市などにかかっていました。
しかし、雨は３０分ほどで落ち着き、雷の音もほとんど聞こえなくなりました。
それでも雨に濡れないはずの下通アーケード内は水浸し。土のうを積んで店舗に水が入らないよう備える様子も見られました。
熊本市で観測したこの梅雨初めての「非常に激しい雨」でした。
