07月08日 19時04分
今月４日から続いた豪雨で、熊本県ではこれまでに５５人が死亡し、５人が心肺停止、１０人が行方不明となっています。
家族や知人と連絡が取れないという届け出も多く、警察などが安否が分からない人について確認を進めています。
熊本県では、８日新たに八代市で１人の死亡が確認されるなど、今回の豪雨による死者はあわせて５５人にのぼっています。
市町村別では、人吉市で１８人、球磨村で特別養護老人ホーム「千寿園」の入所者１４人など合わせて１７人、芦北町で１０人、八代市で６人、山鹿市で２人、津奈木町で１人となっています。
また、豪雨で流されたとみられる１人が海で見つかっています。
さらに、県内で５人が心肺停止となっています。
行方が分からなくなっている人も１０人にのぼっています。
行方不明者は球磨村で６人、津奈木町で２人、八代市で１人、芦北町で１人となっています。
また、家族や知人と連絡が取れないという届け出も多く、広い範囲で浸水した人吉市によりますと、安否が分からない人がきょう午後６時の時点で１８人いるということです。
警察や消防、自衛隊などが連絡が取れない人の所在の確認を進めています。
