2020年7月9日 12:29 現在
今月４日の記録的な豪雨で大きな被害がでた人吉市では未だ復旧作業が進まず避難先から家に戻れない集落があります。この状況に災害ボランティアが動き出しました。
人吉市の大柿地区は市街地から６キロほど離れた球磨川沿いの７０人ほどが住む集落です。
集落へ向かう道沿いに高く積まれた流木。
８日までこの流木などが道をふさぎ集落の住民は避難所から家に戻ることが出来ず多くの家がまだ手付かずの状態です。
「全部上流から全部重なって４メートルぐらい全く入れなかった。それを手でやっていた」（地域住民大柿長幸さん（６８））
この現状を聞いた災害ボランティアが８日からこの地域に入り重機を使って流木などを撤去しました。
「重機がないと厳しいそれまで（住民が）手でやってたから」（災害ボランティア吉村誠司さん（５４））
高齢者が多い大柿地区復旧にはまだ時間がかかりそうです。
