豪雨から２週間 厳しい状況続く
07月18日 11時29分
熊本県などに大きな被害をもたらした記録的な豪雨から、１８日で２週間です。
被災した各地では、復旧作業が進められていますが、コロナ禍で、ボランティアの十分な確保も難しく、土砂崩れなどで、各地の道路も通行止めが続くなど厳しい状況が続いています。
今月４日の記録的な豪雨で、熊本県内では球磨川の氾濫や、相次ぐ土砂崩れなどにより、６５人が死亡、２人が行方不明となっています。
被災してから、２週間となる１８日、被害を受けた各地では、ボランティアの人たちも参加して、住宅の片づけや流れ込んだ土砂の撤去など復旧作業にあたっています。
県社会福祉協議会によりますと、１６日までに人吉市や芦北町など１２の市町村に、３２７４人がボランティアに参加したということですが、コロナ禍により、県内からの募集に限っているため通常より人数が少ないということです。
芦北町箙瀬地区でも、被害を受けた住宅では、住民が親族の手を借りて、泥をかき出す作業などをしていました。
また、土砂崩れや橋が崩落した国道や県道でも復旧工事が進められています。
一部の道路は仮復旧し、住民が通行できるようになりましたが、依然として合わせて９０か所、２２６キロ余りが通行止めや規制されたままで、厳しい状況が続いています。
