07月20日 20時26分
熊本市南区に住む４０代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
熊本県内に住む人の感染が確認されたのは先月（６月）２２日以来で、県内での感染確認は５１人となりました。
新たに感染が確認されたのは、熊本市南区に住む職業は非公表の４０代の男性です。
熊本市によりますと、男性は、今月１４日の夜に発熱と軽い咳の症状が出て、１６日と１７日に熊本市内の医療機関を受診していて、２０日、帰国者・接触者外来を受診して感染が確認されました。
男性は、今月１１日に自分の車で福岡県を訪れ、知人と会っていて、１８日になって知人の感染が確認されたことを本人から聞かされたということです。
男性は、１２日に福岡県から熊本に戻ったあと、１３日と１４日は職場に出勤し、症状が出た後の１５日から自宅で療養しているということです。
熊本市は、同居している家族が濃厚接触者にあたるとみて、２０日中に検査を行うとともに、男性が最初に受診した医療機関のスタッフも検査することにしています。
また、職場の同僚とどのような接触があったのかも調べることにしています。
男性は、今は発熱などの症状はなく、２０日夜、感染症指定医療機関に入院するということです。
県内に住む人の感染が確認されたのは先月（６月）２２日以来で、県内で感染が確認されたのは５１人となりました。
熊本市の大西一史市長は「全国的に感染の拡大が見られる中、接触者の検査をしっかり行い、感染が広がらないよう全力を尽くしたい」と述べました。
