masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

八代市の一部 被害把握もできず

07月22日 13時55分
豪雨災害の被災地では住宅の再建に向けた調査が進んでいますが、氾濫した球磨川の流域にある八代市坂本町では、一部で道路が寸断され、住民が救出された後誰も立ち入れず、被害の把握もできない状況が続いていることがわかりました。

 

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八代市の山あいにある坂本町では、今月4日の記録的な豪雨で球磨川が氾濫したため、流域にある集落で浸水などの被害が相次ぎました。
坂本町の中津道地区にある3つの集落では、道路が削られたり土砂や流木が流れ込んだりして、誰も立ち入れなくなり、住民は自衛隊のヘリコプターで全員救助されましたが、発生から2週間以上がたつ今も道路の復旧のめどは立っていません。

3つの集落ではあわせて22世帯が暮らしていて、それぞれの住宅が浸水などの被害を受けましたが、詳しい状況はいまだにわかっていません。
熊本県内では、被災者が公的な支援を受けるために必要なり災証明書の発行に向けて、被害を受けた家屋の調査が始まっていますが、3つの集落では、被害を把握することすらできない状況が続いています。

八代市は「現場に行くことができず、り災証明書を申請している被災者には申し訳なく思う。
市としても早期に調査し、証明書を発行できるよう努力したい」と話しています。