08月21日 18時11分
連日の猛暑で、県内では今週に入ってから２０日までに、合わせて１３５人が熱中症の疑いで救急搬送され、このうち、８０代の男性が死亡していたことがわかりました。
熊本県によりますと、今週月曜日の１７日から２０日までの４日間で、熱中症の疑いで病院に救急搬送された人が、合わせて１３５人にのぼりました。
日ごとに見ると、１７日に３２人、１８日に４２人、１９日は３１人、２０日は３０人となっています。
このうち、２０日、菊池市に住む８０代の男性が草刈りに出かけたとみられる山林で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
このほかの人たちの症状の程度では「重症」が４人で、このうち、２人が意識不明の重体、「中等症」が８０人、「軽症」が５０人でした。
今月１日から２０日までに救急搬送された人は合わせて３８５人で、今月、救急搬送された人のうち３５％が、この４日間に集中したことになります。
また、熊本県によりますと、２１日午後４時までに、合わせて１２人が熱中症の疑いで病院に救急搬送されたということです。
入院が必要な中等症が７人、軽症が５人となっています。
熊本県などは、今後も猛暑が予想される日があるとして、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
