新たに１２人の感染クラスターも
10月12日 20時26分
県内ではこの土日だけで１７人の新型コロナウイルスへの感染が明らかになり、１２日も新たに１２人の感染が確認されました。
また、熊本市は市内の接客を伴う飲食店で利用客ら９人のクラスターが、新たに発生したと発表しました。
この１か月余りに県内の新型コロナウイルスへの感染が、確認された人数をまとめたグラフを見ると、９月に入ってからは数は少なくなり、１日１０人以下で推移したあと、９月２０日から５日間は感染者が確認されませんでした。
その後、急に感染者数が増えたのは１０月３日からでした。
１０月４日と５日はそれぞれ１９人。
９日は２１人。
この土日の２日間でも１７人と高止まりした状態です。
１２日新たに報告された１２人とあわせて、県内ではこれまでに７０２人の感染が確認されています。
一方、熊本市は１０月７日から９日に感染が確認された人のうち、９人が中央区にあるラウンジの利用客や従業員だったことを明らかにし、県内８例目となるクラスターが新たに発生したと発表しました。
詳しい場所や店名については顧客のリストがあり、利用者を特定できるため公表しないとしています。
熊本県と熊本市では、新たな感染者や感染経路がわからない感染者の数をもとに、独自にリスクレベルを定めていて、１０月７日、熊本市は最も高いレベル４の「特別警報」、県も、県全体で感染が拡大傾向にあるとして、熊本市以外のリスクレベルをレベル３の「警報」に引き上げています。
