熊本県内で計３２人感染 新型コロナ、８月以来の３０人超え

熊本県内で計３２人感染　新型コロナ、８月以来の３０人超え

熊本日日新聞 | 12月12日 20:01
熊本県と熊本市は１２日、新たに３２人（熊本市１７、氷川町４、八代市３、宇土市、菊陽町各２、玉名市、人吉市、菊池市、大津町各１）の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。
県内での感染者は計１２２６人（うち熊本市６５４人）となった。
県内の新規感染者の発表が３０人を超えるのは８月５日以来。
県警によると、熊本南署（熊本市南区）の生活安全課では３０代の男性警察官が新たに陽性と判明。
感染者は同課で６人、県警では１１人に増えた。
自宅待機は他の部署から署を訪れていた７人を含め、７４人となった。
県が１２日に発表した１５人のうち、９人の男女は３組の家族。氷川町の４０～８０代の４人、八代市の６０代と８０代の３人、宇土市の４０代と７０代の２人で、いずれも同居していた。
玉名市の１０代男性と菊池市の１０代女性は、地元の県立高校の生徒だった。

熊本市が発表した１７人は、２０～６０代の男女だった。
４市でつくる上天草・宇城水道企業団（宇土市）は、職員１人の感染が１１日確認されたと発表した。
年代や性別は非公表。企業団の事務所では、市民らに応対する窓口業務をしていないという。
（高宗亮輔、鬼束実里、山口尚久）