2021.01.21 18:30
完熟させたあと収穫する『袋かけみかん』の出荷が、天草郡苓北町で行われています。
苓北町の袋かけみかんは、興津早生という品種の温州ミカンで、『夢味』というブランド名で出荷しています。
袋かけみかんは木になった状態で１個１個、紙の袋をかぶせ霜や鳥の被害から実を守り、そのまま完熟
させるため糖度も１３度以上と高くなり甘くて人気があります。
ＪＡれいほく管内では、２０戸の農家がおよそ３ヘクタールで袋かけみかんを作っていて、選果場には朝から農家が次々とミカンを運び込み、職員が糖度を測ったり、味を確認する作業に追われていました。
ＪＡれいほくによると今年は大玉傾向にあり、去年の梅雨以降は好天が続いたので、例年通り甘くておいしいミカンに仕上がっているということです。
出荷先は主に東京方面で、デパートなどでいいものは１個２００円ほどで販売されます。
ＪＡれいほくでは、今シーズン１７トンの出荷を見込んでいて、作業は今月いっぱい続くということです。
