熊本県内最大の感染症指定医療機関 熊本市民病院でクラスター
2021年1月21日 18:26 現在
新型コロナウイルス対応の最前線で、クラスターが発生してしまいました。
熊本市は市民病院で看護師や患者など７人が感染したことを明らかにし、救急を含む外来診療など
を週明け月曜日の朝まで中止します。
「熊本市民病院で合計７人の感染者が確認されましたので新たなクラスターに」（熊本市会見）
熊本市によりますと、市民病院では２０日５０代の女性看護師１人の感染がわかり、接触者の検査を行った
ところ、別の看護師など職員５人と一般病棟に入院する男性患者１人の感染が確認されました。
このうち４人の看護師は、感染症病棟で勤務していたということです。
このため市民病院は、救急を含む外来診療と新たな入院患者の受け入れを中止し、
週明け月曜日の朝からの再開を目指します。
市民病院は県内最大の感染症指定医療機関として、これまでに６００人以上の患者を受け入れてきました。
「よそから人員を増やしてギリギリのところでケアしていた状況にスタッフが感染したということで、
かなり業務として厳しい」（熊本市民病院 高田明院長）
今後スタッフや入院患者などあわせて約１２００人のＰＣＲ検査を実施する予定です。
