masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本博物館でひな人形に関する企画展

『博物館でひな祭り!』熊本博物館でひな人形に関する企画展

3月3日の桃の節句にあわせて、熊本博物館では、6日からひな人形に関する企画展が始まります。
5日は、一足早くその展示の見どころをご紹介します。

f:id:masami71:20210207163157j:plain

熊本博物館で6日から始まる『博物館でひな祭り!』
ひな人形のルーツとされる『ヒトガタ』や『這子人形』など40点が飾られています。
こちらは、『享保びな』江戸時代のもので、向かって右側に男びな、左側に女びなが飾られています。
一方、こちらを見てみると、男びなは先ほどとは逆の左側に。
実は、日本古来の考え方では、太陽が昇る東側が位が高いとされ、これにより男びなが向かって右側に鎮座。
しかし、大正時代に天皇・皇后が西洋式の結婚式を行うとこの位置が逆に。
西洋化の影響が現れているとされています。
【浜田リポート】
「こちらは天草の土人形、天草の海を連想させる青が鮮やかな作品です」
天草の民芸品『天草土人形』で作られた親王飾りや、全国の変わりびなまで地域の特色が色濃く出たひな人形を見比べることができます。
【熊本博物館・福西大輔学芸員
「大変かもしれませんが(自宅に眠る)ひな飾りを少しでも飾ってもらうと家にいる時間も最近、増えているかと思うので(飾って)ぜひ明るい気持ちになっていただきたい」
『博物館でひな祭り!』は、感染症対策もしっかりしている熊本博物館で、6日から3月7日までです。