2021.03.02 18:30
熊本県内のバス5社は2日、国土交通大臣に共同経営計画の認可申請を行いました。
共同経営は5社による競合路線の調整などを行うもので、4月1日から実施の見通しです。
共同経営計画を申請したのは、九州産交バス、産交バス、熊本電気鉄道、熊本バスと熊本都市バスの5社です。
利用者の減少や運転士不足などで厳しい経営が続く5社が、独占禁止法の特例法施行に基づき申請したものです。
共同経営計画では、熊本市の植木・山鹿方面を運行する旧国道3号線方面など合わせて4区間について、競合していた運行を分担したり1社に移譲したりするもので、今ある路線を極力維持しながら需給バランスを
とるのが目的です。
バスの新しい時刻表は3月10日ごろ、各社のホームページに公開予定です。
計画が認可されるのは3月下旬の見通しで、新たな運行スタートは4月1日の予定です。