「１万本の桜」ほころぶ 熊本県水上村の市房ダム
2021/3/14 08:40 (JST) ©株式会社熊本日日新聞社
市房ダム湖畔で咲き始めたソメイヨシノ。既に４～５分咲きの木も見られる＝水上村
「１万本の桜」の名所として知られる熊本県水上村の市房ダム湖畔でソメイヨシノが咲き始めた。
１３日は陽気に誘われ、一部で４～５分咲きの木も見られた。
ダム湖の周囲１３・４キロにわたる１万本の花々は壮観で、ダム湖に映った桜も観光客に人気。
湖畔にある村物産館「水の上の市場」によると、ここ４、５日でつぼみが一気にほころび始めた。
村は毎年、役場敷地内の標本木を基準に独自の開花宣言をしており、１２日午後、昨年より６日早く宣言した。
村産業振興課は「見頃は２２日から２６日にかけて」と予想している。
同ダム湖一帯で開く湯山温泉桜まつりは、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続いて中止となっている。
（坂本明彦）
