03月14日 13時21分
県のＰＲキャラクター「くまモン」の形をした熱気球が、熊本県阿蘇市で１４日お披露目され、家族連れなどが上空からの景色を楽しみました。
「くまモン」の熱気球は、佐賀市在住の熱気球パイロット、藤田雄大さんと妻の華菜子さんが、５年前の熊本地震や去年７月の豪雨で被害を受けた熊本の人たちを元気づけようと、自費で制作しました。
熱気球は、阿蘇市の「ふれあい水辺公園」でお披露目され、家族連れなどおよそ１２０人が搭乗しました。
熱気球は、高さと幅がおよそ２０メートルあり、バーナーを点火して中の空気が暖められると、１５メートルほどの高さまでゆっくりと上昇していました。
高く飛ばないように熱気球には安全のためのロープがつけられていて、家族連れなどは
ゴンドラからの阿蘇の風景を楽しんでいました。
小学生と幼稚園の子どもと訪れた、４０代の母親は「初めて乗りましたが、気持ちよかったです。
子供も楽しそうにしていました」と話していました。
パイロットの藤田華菜子さんは「きょうは天気も穏やかで皆さんに喜んでもらえてうれしいです。
多くの人にくまモンの気球を見て元気になってほしいです」と話していました。
