masami71の日記

熊本市在住の70歳の年金暮らしです

懐かしのモダン外壁復活 熊本市中心部の大劇会館

懐かしのモダン外壁復活 熊本市中心部の大劇会館 タイル6万5千枚「文化的価値」   
2021/6/26 18:00 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社

f:id:masami71:20210627181148j:plain


幾何学模様のタイル張りの外壁に戻った大劇会館=26日午前、熊本市中央区(後藤仁孝)
1969年12月の落成時の大劇会館
熊本市中央区手取本町の商業ビル・大劇会館が、1969年の建築当時の外観を取り戻した。
電車通りに面した外壁は「キュビスム」と呼ばれる幾何学模様のタイル張りで、中心市街地のランドマークとして注目を集めそうだ。
大劇会館(地上7階、地下1階)は熊本地震で被災し復旧工事中。
26日までに、建物を覆っていた足場とシートが外れた。
日本のモダニズム建築の草分けとされる建築家アントニン・レーモンド(1888~1976年)の事務所が設計。
タイル張りの模様もレーモンド夫妻がデザインした。

有田焼のタイル(縦6センチ、横22・7センチ)約6万5千枚で濃紺色の半円やえんじ色の三角などを描き、格子状の枠を付けたモダンなデザインは、90年代の改装で化粧板で覆われ、見えなくなっていた。
復旧工事を進める中で7割超のタイルが残っていると分かり、「文化的な価値がある」と復元を決定。
タイルを傷つけないよう化粧板を手作業で剥がし、破損していた約1万2千枚は建築時と同じ会社に製作を依頼し、張り直した。一連の作業に約3年かかったという。
レーモンド設計事務所(東京)の田實真取締役(55)は「九州の地域性と、60年代の文化的背景を表現した作品。現存する当時の壁面芸術作品としては最大級の規模ではないか」と話す。

f:id:masami71:20210627181444j:plain