masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本城の天守閣 復旧工事完了し5年余ぶりに内部一般公開

 

f:id:masami71:20210629142908j:plain



06月28日 12時04分

5年前の熊本地震で石垣が崩れたりする被害を受け、復旧工事が続けられていた熊本城の天守閣の工事が完了し、28日から内部の一般公開が始まりました。
熊本城天守閣の復旧工事は、熊本地震から5年のことし4月にあわせて続けられ完成していましたが、新型コロナウイルスの影響で公開が延期されていました。
このほど感染状況が落ち着き公開が決まったもので、28日は午前9時に熊本城を築城した加藤清正らにふんした武将隊が開門を宣言し、早速、50人ほどが入場しました。
天守閣のうち大天守は、地下1階、地上6階建てで耐震の壁や制震ダンパーなどの耐震設備が導入され、2基のエレベーターが整備されています。

展示も一新され、大天守には1階から4階にかけて加藤清正の時代から現代まで熊本城の歴史を順にたどる内容になっています。

f:id:masami71:20210629143111j:plain

最上階の6階は展望エリアになっていて、熊本の町が一望できるようになっています。
天守閣は復旧しましたが、宇土櫓など重要文化財など30か所余りと石垣の復旧が続けられていて、すべての工事が終了するのは16年後の予定です。

1歳の子どもを連れた熊本市の30代の女性は「地震の時は崩れてるのをみて悲しかったが、立派にできているのを見られて、この子も喜んでいます」と話していました。

熊本城総合事務所の網田龍生所長は「コロナの影響で公開が2か月遅れましたが、やっと公開できてほっとしています」と話していました。