07月04日 17時36分
梅雨前線の影響で九州北部では、５日昼すぎにかけて大雨となるおそれがあり、気象台は土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
気象台によりますと、対馬海峡付近の梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込むため、九州北部では大気の状態が不安定になる見込みで、５日昼すぎにかけて大雨のおそれがあります。
５日の朝から昼前にかけては非常に激しい雨が降るおそれがあり、５日夕方までの１時間に降る雨の量はいずれも多いところで、長崎県で５０ミリ、佐賀県、福岡県、熊本県で４０ミリと予想されています。
また、５日午後６時までの２４時間に降る雨の量はいずれも多いところで、長崎県で１５０ミリ、佐賀県と福岡県でそれぞれ１２０ミリと予想されています。
気象台は土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や河川の増水、落雷や突風に注意するよう呼びかけています。
一方、九州沖縄の各地では５日も気温が上がる見込みで、気象庁と環境省は熊本県や宮崎県、奄美地方を除く鹿児島県、それに沖縄県の八重山地方に「熱中症警戒アラート」を発表し、５日も熱中症に対するいっそうの対応をとるよう呼びかけています。
