2021/7/29 09:50 (JST)
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熊本県宇土市中心部に架かる船場橋が、東京五輪の期間中の夜間、ライトアップされている。
黒を除く五輪マークの4色が、30秒ごとに鮮やかに変化している。
同橋は江戸時代末期に造られた市指定文化財の石橋。
2016年の熊本地震で被災し、解体後に伝統技法で再建された。
市教育委員会が五輪を盛り上げるのと併せ、橋をPRしようと企画した。
長さ約14メートル、幅約4メートルの橋が発光ダイオード(LED)で照らさされると、川面には色づいた橋のアーチが反射している。
東京五輪は「復興五輪」の理念を掲げており、市教委の大浪和弥学芸員は「宇土の復興にも思いをはせてほしい」と話している。
8月8日までと、同24日~9月5日のパラリンピック期間中のいずれも日没~午後10時に点灯。
臨時駐車場(15台分)もある。(池田祐介)