masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

巨大な日の丸扇、北外輪山に 阿蘇市

巨大な日の丸扇、北外輪山に 阿蘇市 地元有志ら伝統の「扇切り」 
2021/8/6 18:44 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社

f:id:masami71:20210808182716j:plain

北外輪山の山腹に浮かび上がった巨大な扇模様=阿蘇市
熊本県阿蘇市狩尾の北外輪山に、地元住民が草原を刈り込んで幅約70メートル、縦約50メートルの巨大な日の丸扇模様を浮かび上がらせる「扇切り」がお目見えした。
田畑や牛馬の安全などを祈願する狩尾地区の伝統行事で、少なくとも明治時代に始まったという。
地元有志でつくる保存会とボランティアら20~70代の24人が1日、取り組んだ。
保存会のメンバーらは40分ほどかけて山頂付近まで登山。
麓の指示役と連絡を取りながら、傾斜が45度前後ある斜面で、刈り払い機を使ってススキやササを刈り取った。
斜面の傾きは複雑で、山の上では真っすぐ刈ったと思っても、麓からは曲がって見えることもある。
保存会の鎌倉昭幸会長(66)は「形を整えるのが難しく、麓との連携が大事。
新型コロナウイルス禍が落ち着くよう願いを込めた」と話していた。(植山茂)