masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

九州新幹線の高架下、ヤギ4頭もぐもぐ中

 

JR九州は、熊本市南区九州新幹線高架下で4頭のヤギを放牧し、除草効果を確かめている。
経費削減のため9月末までの間、試験的に導入したが、のんびりと雑草を食べる姿は地域住民の癒やしにも一役買っている。

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ヤギがいるのはJR富合(とみあい)駅近くの高架下でフェンスに囲まれた約1400平方メートルの空き地。
JR九州の新幹線名などにちなみ「つばめ」「さくら」「みずほ」「かもめ」と名付けられた雄4頭が生い茂った雑草をもぐもぐと食べている。

JR九州熊本支社によると、これまで除草作業は同社社員や委託業者が担ってきたが、費用や労務の負担軽減につなげようと、除草ヤギを貸し出している「JO企画」(熊本県菊池市)から有償で借り受けた。
6月中旬から始動している。
4頭はJR九州の「新幹線除草部」に所属。
1日30平方メートル程度を除草し、フェンスに絡んだ雑草まで平らげるほど食欲旺盛だ。
担当者は「業者に委託するのに比べて半分程度の費用で済む。効果が高ければ本格導入し、活動範囲も広げたい」と話す。
ヤギの姿は近隣住民の間で評判となり、近くに住む会社員、宮口由美さん(39)の長男凱斗(がいと)ちゃん(2)は「メェー、メェー」と呼び、ほぼ毎日見に来ているという。
宮口さんは「息子がお気に入りの場所なので、いなくなったらさびしい。人なつこいヤギに心が和みます」と話した。【城島勇人】