01月08日 18時42分
県内では8日、新たに59人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。
また、熊本市は市内の飲食店でオミクロン株への感染が疑われる人を含め、13人のクラスターが発生したと発表しました。
新たに感染が確認されたのは熊本市が36人、益城町が4人、人吉市が3人、菊池市、宇城市、八代市がそれぞれ2人、宇土市、水俣市、山鹿市、合志市、御船町、山都町、菊陽町がそれぞれ1人、また、福岡県から県内を訪れていた人が3人のあわせて59人です。
1日の感染者の発表が50人を超えるのは、去年9月18日以来、およそ3か月半ぶりです。
県内の感染者数はのべ1万4516人となりました。
一方、熊本市は中央区の飲食店、「奇跡の手羽先サラリーマン横丁熊本下通り店」で、10代から20代の利用客12人と従業員1人の合わせて13人の感染が確認され、クラスターが発生したと発表しました。
利用客はそれぞれ今月2日に複数のグループで飲食し、従業員は7日勤務していたということです。
いずれも軽症で、このうち利用客8人についてはオミクロン株に感染している疑いがあるということで、市が詳しい解析を進めています。
県内でのクラスターの発生は去年10月15日以来、およそ3か月ぶりです。
市では、今月2日と7日、この飲食店を利用した人で、体調に不安がある人は県の専用窓口に相談するよう呼びかけています。
電話番号は096−300−5909で、24時間対応しています。
また、県と熊本市はこのクラスター以外で、21人がオミクロン株への感染が疑われるとして、詳しい解析を進めています。