新規感染者数の高止まりが続く中、いまＰＣＲなどの検査を希望する人が増えている。
検査を受ける環境は？医療の最前線は？
検査をめぐる動きを取材した。
■熊本空港にＰＣＲ検査センター
有川雄汰記者
「きょうから開設されたセンターは８つのブースに分けられていて半個室のようなかたちで検査を受けることができる」
ＰＣＲ検査と抗原検査を受けることができる検査センター。
利用するには専用のウェブサイトからの予約が必要で、初日は約２６０件の予約があったという。
木下グループＰＣＲ検査センター・矢作理子サブマネージャー
「飛行機に乗る方、乗らない方でも空港店は利用いただけるので安心安全のためにご利用いただければと思っている」
ＰＣＲ検査は翌日中、抗原検査は約３０分で結果がメールで届くという。
営業時間は午前８時から午後８時までで、県内在住であれば無症状の人に限り無料で受けることができる。
■無料検査所の列に変化も
感染者が急増する中いま多くの人が利用しているのがＰＣＲと抗原検査の無料検査所。
感染確認が３００人を超えはじめた１月１４日。熊本市役所裏に設置された無料の検査所には約１００人を超える長蛇の列ができていた。
あれから１０日。きょうは数人ほどに減っていた。その理由の一つが密をさけるため配布を始めた整理券。
さらに当時、約３０か所ほどだった無料検査所が５２か所に増えたため、利用者が分散したとみられる。
設置期限も「まん延防止」適用期間の２月１３日まで延長。
■薬局では検査キット不足も？
シモカワ薬局・下通店井上修店長
「１日３０個くらいの医療用抗原検査キットが販売されてる」
こちらでは唾液で検査する簡易的なものと薬剤師立ち会いで販売を行う医療用の検査キットの２種類を取り扱っている。
