県内２人死亡、新たな感染確認４３人 新型コロナ 熊本市民病院は２５日診療再開
熊本日日新聞 | 01月24日 19:15
熊本県と熊本市は２４日、新型コロナウイルスに感染した甲佐町と熊本市西区の８０代の女性２人が死亡したと発表した。県内の感染者の死亡は計５５人となった。
新規感染者は１０歳未満～８０代の４３人で、県内での感染確認は計３２２４人（うち熊本市１７３０人）。
熊本市民病院はＰＣＲ検査で新たな感染が確認されなかったため、２５日に通常診療を再開する。
死亡した甲佐町の女性は、クラスター（感染者集団）が発生した同町の特別養護老人ホーム「桜の丘」の入所者。
同ホームでの死者は初めてとなる。
熊本市西区の女性はクラスターが発生した中央区の水前寺とうや病院の入院患者。
同病院の死者は３人目。
クラスターは、芦北町の障害者支援施設「みつば学園」で入所者が６人増えて１５人（入所・利用者１５）に拡大。
宇城市の有料老人ホーム「つばさ」は職員が１人増えて２１人（入所者１３、職員８）に。
御船町のデイサービスセンター「城山」は利用者が１人増えて１８人（利用者１６、職員２）となった。
水前寺とうや病院は職員が１人増えて３４人（職員１４、入院患者２０）。
人吉市で感染確認が相次いだ葬儀での会食では、４人増えて１９人となった。
看護師ら８人の感染が判明した熊本市民病院は２４日正午までに、全職員や入院患者ら約１２５０人のＰＣＲ検査を終えた。
新規感染者の居住地別の内訳は、熊本市１４、人吉市、芦北町各６、八代市、宇城市各３、阿蘇市、益城町各２、菊池市、合志市、御船町、錦町、あさぎり町、水上村、京都府各１。（中原功一朗、久保田尚之）
◇熊本県内の新型コロナウイルス感染状況一覧◇
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