熊本県内で報告された新型コロナウイルスの新たな感染者は１２８１人。
今月に入ってからの新規感染者は１万人を超え、県内の医療体制はひっ迫しています
２７日夕方、臨時会見を開いた蒲島知事。
県のリスクレベルを「３の対策強化」に引き上げると発表しました。
「直近１週間では（新規感染者が）５２４０人となり、また２６日時点の最大確保病床使用率は４９．５％となっています」（蒲島知事）
１日の新規感染者数が１０００人を超え、連日過去最多を更新するなか、医療体制を強化する考えの熊本県。
感染者が入院できる病床を７１床増やすほか、ホテルなどの宿泊療養施設もさらに３００室以上拡充しました。
３回目のワクチン接種も加速させます。
来月１４日から益城町のグランメッセ熊本に「県民広域接種センター」を再び開設し、モデルナ製のワクチン接種を始める予定です。
「何としても感染拡大を防ぐために、おひとりおひとりが『感染しない』『感染させない』と強く意識し行動していただくよう強くお願いします」（蒲島知事）
