masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

救急患者の「搬送が困難な事例」熊本県内で今月200件余に

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01月28日 16時21分

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、救急患者の受け入れ先がすぐに決まらない「搬送が困難な事例」が今月に入って県内で200件余りに上っていることが各消防への取材でわかりました。
もっとも多かった熊本市消防局は「病床全体がひっ迫していて、コロナが疑われる患者以外の搬送も難しくなっている」と話しています。

総務省消防庁は、救急隊が3回以上、病院から受け入れを拒まれ、出動現場に30分以上とどまった事例を「搬送が困難な事例」と定義しています。
NHKが県内に12あるすべての消防本部に取材したところ、こうした事例は今月に入って26日までに少なくとも206件に上ることがわかりました。

このうち、発熱や呼吸器症状があるいわゆる「コロナ疑い」のケースは41件で、多くは「骨折」や「腹痛」など新型コロナとは関係のない患者だったということです。
消防本部別では、熊本市消防局が90件と最も多く、次いで菊池広域連合消防本部が79件、宇城広域連合消防本部が20件などとなっています。
いずれも感染が拡大する前と比べ増えているということで、熊本市消防局は「病床全体がひっ迫していて、コロナが疑われる患者以外の搬送も難しくなっている」と話しています。
また、菊池広域連合消防本部は「地元では『スタッフが足りない』などの理由で受け入れを拒まれ、熊本市の救命センターに頼らざるを得なくなっている」と話していました。