熊本県内の新規感染1040人 新型コロナ 千人超え４日連続
熊本日日新聞 | 2022年01月29日 21:50
熊本県と熊本市は２９日、１０４０人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。千人超えは４日連続。
前週の土曜からは１・４倍に増えた。県内の感染確認は計２万６８１２人（うち熊本市は１万５３９０人）となった。
菊池保健所管内（菊池郡市、合志市）の８０代男性の感染が、死亡後の検査で判明。県内の死亡は１４２人となった。
重症者は前日から５人増えて１１人。
病床使用率は前日から５・３ポイント上がって６０・３％。熊本市も５・２ポイント上昇して６７・１％になった。
新規感染者は４０代以下が７割強を占めた。多い順に１０歳未満１６２人、２０代１５７人、１０代１５４人だった。
居住地別は熊本市が５９１人で最多。八代市９５人、合志市４９人と続いた。
新たなクラスター（感染者集団）は４件で、熊本市では市納税課や養護老人ホーム、南区のまごころサービスが運営する高齢者施設で発生。
人吉市のバー「ＧＬＯＶＥ（グローブ）」でも確認された。
県内のクラスターは計２０４例。
熊本市民病院は入院中の小児患者１人の陽性が２８日に判明。
対応した医師や看護師ら１８人が濃厚接触者に当たるとして、２月４日まで小児外来診療や小児救急外来を休止する。（内田裕之、久保田尚之）
