01月28日 17時01分
味が濃くなめらかな食感が特徴の小玉スイカの出荷がまもなく始まるのを前に、ことしの出来栄えを確かめる査定会が合志市で行われました。
合志市や菊池市など菊池地域では、合わせて28軒の農家が小玉スイカをハウス栽培しています。
28日は、合志市にあるJAの営農センターにスイカ農家5人が集まりました。
JAの職員が事前に持ち込まれた3玉のスイカを包丁で輪切りにして果肉の色や糖度を確認したあと、農家の人たちが試食をして食感や甘さを確かめていました。
スイカはシャリシャリとした食感があり、糖度も11度ほどと順調に仕上がっているとして、初出荷の日を今月31日に決めました。
JAによりますと、去年11月の植え付け以降、適度に昼と夜の寒暖差があり、日照時間も十分あったことから玉太りがいいということです。
菊池地域の小玉スイカの出荷は、6月にかけて例年並みの合わせて350トンほどが全国の市場に向けて出荷される見込みです。
JA菊池西瓜部会の高島一久部会長は「ことしは例年にないくらいいい出来です。消費者の口に入るまでが私たちの責任なので、いいスイカ届けたい」と話していました。