02月07日 17時21分
熊本県では7日、新たに494人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。
先週の月曜日と比べると100人減少しました。
一方、5日感染が公表された1人について取り下げがあり、県内のこれまでの感染者は、延べ3万4331人となっています。
また、熊本市の70代男性と八代市の80代男性の合わせて2人が死亡し、県内で亡くなった人は161人となりました。
7日発表があった新規感染者を市町村別に見ますと、熊本市が254人と最も多く、次いで八代市が35人、玉名市と合志市がそれぞれ24人、宇城市が20人、宇土市が19人、荒尾市が18人、大津町が14人、菊陽町と山鹿市がそれぞれ11人、益城町と御船町がそれぞれ8人、菊池市、人吉市、天草市、和水町がそれぞれ4人、芦北町、甲佐町、西原村、南関町がそれぞれ3人、あさぎり町、阿蘇市、嘉島町、相良村、長洲町がそれぞれ2人、錦町、高森町、上天草市、水上村、南阿蘇村、南小国町、美里町がそれぞれ1人、それに福岡県、大分県から県内を訪れていた人が合わせて3人となっています。
年代別では、10歳未満が82人、10代が62人、20代が57人、30代が71人、40代が76人、50代が45人、60代が31人、70代が28人、80代が23人、90代が18人100歳代が1人で、10歳未満が最も多くなっています。
県内では7日、小学校や保育園、それにカラオケボックスで合わせて4件のクラスターが発生したと発表がありました。
それによりますと、熊本市中央区の「大江小学校」で児童5人、熊本市北区の「武蔵小学校」で児童と職員合わせて5人、八代市の「二見中央保育園」で園児と職員の合わせて12人、芦北町のカラオケ店「カラオケスタジオ エスケープ」で利用者と従業員の合わせて9人の感染が確認されているということです。
リスクレベルを判定する際の指標となる「最大確保病床使用率」は、7日午前10時時点で県全体で66.9%、熊本市では87.5%となっています。
また、現在提供されている重症者用の病床の使用率は県全体で17%、熊本市で28%となっています。
一方、県内の療養者は6日時点で合わせて9645人で、このうち自宅療養者は7078人となっています。
県内では依然、学校閉鎖などが相次いでいます。
このうち感染者が最も多い熊本市の市立学校では7日、学校閉鎖しているのは2校、学年閉鎖が2校、学級閉鎖が13校となっています。
また、熊本市立以外の公立の小中学校や高校、特別支援学校では学校閉鎖が5校、学年閉鎖が16校、学級閉鎖が8校となっています。
このほか、私立高校でも学級閉鎖が1校となっています。