初夏の風物詩、麦の刈り取りが熊本県天草市で始まった。
天草市楠浦町の楠浦営農組合では、約１０ｈａに二条大麦の「はるしずく」を栽培している。
刈り取りは、５月７日から始まり、去年１１月に種をまきして、黄金色に色づいた麦を２台のコンバインで、刈り取っていた。
今年は、種まき直後の天候不良や野鳥の被害などで生育が心配されていたが、冬場に、天候が回復してからは順調に育ったということで、収量は去年並みが見込まれている。
刈り取られた麦はＪＡに持ち込まれ、乾燥させた後、経済連を通して焼酎などの加工用として出荷される。
刈り取りは、雨を避けて５月２０日頃まで続く。
