masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

懸念される水不足 17日間の短すぎる梅雨【熊本】

 

福岡管区気象台は28日、熊本県を含む「九州北部地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
観測史上最も早い梅雨明けです。
ここ数年、毎年のように見舞われていた「特別警報級」の雨がなかった一方で、懸念されるのが水不足です。
本来なら雨が似合う梅雨の花、アジサイが28日は強い日差しを浴びていました。
福岡管区気象台は28日昼前、九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表。
平年より21日早く、気象庁の統計が残る1951年以降最も早い梅雨明け、最も短い梅雨となりました。
これは6月の熊本市のお天気カレンダー。

平年より7日遅い11日に梅雨に入ると雨と晴れを周期的に繰り返し、19日以降は曇りや雨の日が続きました。
そして28日、梅雨明け。
平年で45日間、約6週間続く梅雨ですが、今年はたった17日間、2週間あまりで明けてしまいました。
【街の人】
「水不足とかいうのは朝ニュースで見たからですね。水遊びいっぱいさせたいけどどうですかね、今年の梅雨は」
短い梅雨で懸念されるのが水不足です。
これまでで最も早い7月1日に梅雨が明けた1994年は、天草地方を中心に深刻な水不足に見舞われました。
農業被害も県全体で、約110億円に上っています。
天草市牛深の6月に入ってからの降水量は293ミリと、1994年6月の315ミリを下回っています。
県内のダムは現時点で必要な貯水量を満たしていて、熊本県河川課では「今のところ、すぐに水不足になる状況にはない」としながらも、「今後の雨の降り方を注視していく」としています。