「やっとここまでたどりついた」被災した南阿蘇鉄道の不通区間を走る「謎の黄色い列車」その正体とは!?
ココ気になる!情報
2022年12月21日(水) 12:00
熊本地震からの完全復活に向けてカウントダウンに入っている「南阿蘇鉄道」
現在は、一部区間だけの運行になっていて、中松(なかまつ)から先の立野(たての)までの区間は、通れない…はずなんですが、この不通区間を列車が走っている!という目撃情報をキャッチしました。
一体どういうことなのでしょう?
南阿蘇鉄道の不通区間、誰もいない阿蘇下田城(あそしもだじょう)駅に、黄色の車両が入線しました。
窓には「線路点検車」の貼り紙。
実は、不通区間でも大部分の工事が終わったことから、点検を兼ねた試運転が11月から始まったそうです。
南阿蘇鉄道 津留 恒誉 専務
「分岐器を通過。制限速度15キロで行きます」
試運転の目的は「線路のサビ取り」そして「踏切のチェック 」です。
津留 専務
「踏切の作動に不具合が多かったんです。段階的に速度を上げ、踏切やその他の保安面を確認しながら現在までやってきました。走れる条件をクリアしたことは感慨深いです」