熊本県内で新たに5621人感染 新型コロナ、8月18日以来の5千人超え 死亡は過去最多15人
熊本日日新聞 | 2022年12月27日 21:01
熊本県は27日、新たに5621人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。
新規感染者数が5千人を超えるのは8月18日以来。感染者の死亡は15人で過去最多だった。
新規感染者数は前週の火曜日から2割弱増え、25日連続で前週の同じ曜日を上回った。
年代別は多い順に40代856人、30代821人、10代773人。
死亡者は60代3人、70代1人、80代4人、90歳以上7人。
県は合わせて、5～9月に新規感染者468人、死亡者9人を計上していなかったと発表。
県内感染者の累計は43万9995人、同じく死亡者は841人となった。
8月18日に記録した最多感染者数は5687人に修正した。
県健康危機管理課によると、感染者の計上ミスは、菊池保健所が医療機関から送られる
発生届を見落としたのが原因。
死亡者の計上ミスは有明、菊池、宇城、天草の4保健所であり、職員の情報共有不足で県庁に情報が届かなかった。
未計上だった感染者と死亡者の療養はいずれも適切だったとしている。
県内リスクレベルの判定指標となる実質的な最大確保病床使用率は、前日から2・1ポイント上がり64・7%（熊本市73・6%）、重症者用は前日と同じ19・7%（熊本市40・0%）だった。（河内正一郎）
