masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

玉名で二十歳を祝う会

「起業したい」「ママみたいに強く」玉名で二十歳を祝う会
杉浦奈実2023年1月4日 10時00分

写真撮影をする「二十歳を祝う会」の出席者ら=熊本県玉名市岩崎
 熊本県玉名市の市民会館で3日、「二十歳を祝う会」があり、約500人が参加した。
華やかな振り袖やスーツなどに身を包んだ出席者たちは、久々の友人や恩師との再会に笑顔を見せていた。
「二十歳を祝う会」は、法改正で、昨年4月、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことに伴い、「成人式」から名称を変えた。
式典で、蔵原隆浩市長は今の社会について、進む国際化に加え、コロナ禍や戦争といった課題もあり将来が見通しにくいとしつつ「時代の潮流をつくるのは若い力。高い志と柔軟な発想で果敢に挑戦することで新たな道を切り開くことができると信じている」とエールを送った。

代表して謝辞を述べた、会の実行委員長、中村隼太さん(19)は、20代で起業するという目標を壇上で語り「置かれた立場は違いますが、一人一人が目標に向かって歩んでいく。人との関わりを大切に日々精進して参ります」と話した。
中村さんは現在、大学に通いながら企業でインターン活動をしているという。
普段から目標は表に出すようにしているといい「ここまで多くの前で言ったら引けない。より意志が固まりました」と話していた。
米野杏梨さん(20)は「玉名で一番目立つように」と前髪などを白金に染めて参加。
2週間ほど前にカナダでの語学留学から帰ってきたばかりで、将来は空港で働きたいという。なりたい大人像について、傍らの母・夕子さん(41)をちらりと見て「ママみたいに、強くありたい。自分をしっかり持つことですね」とはにかんだ。(杉実)