03月11日 14時23分
去年９月の台風１４号の影響で航路に土砂が流れ込み、運休が続いていた人吉市の「球磨川くだり」が、１１日から半年ぶりに運航を再開しました。
「球磨川くだり」は、令和２年７月の豪雨から復旧を終え去年７月に再開しましたが、その２か月後、台風１４号の影響で再び土砂が航路に流れ込み、運休を余儀なくされていました。
運航の再開を目指し、球磨川右岸の川底を幅５メートル、長さ４００メートルほど掘削する工事が続いていましたが、１１日から再開することになり、発船場にある観光拠点施設で地元の関係者らが安全運航を祈願しました。
このあと、新たに完成した船の進水式も行われました。
そして、出席した２０人余りがおよそ２.５キロのコースを体験し、半年ぶりの川下りを楽しんでいました。
運航会社の瀬崎公介社長は「みなさんのおかげで再開することができました。
これからも地域の事業者と連携して、にぎわいにつなげていきたい」と話していました。
「球磨川くだり」は、１日３便運航するということです。
