２０２０年の７月豪雨で流失したくま川鉄道の橋梁の復旧工事が始まります。
２６日は関係者が起工式を行い、工事の安全を祈願しました。
完成は２０２５年夏ごろの予定です。
くま川鉄道は２０２０年の７月豪雨で球磨川第四橋梁が流失するなど甚大な被害を受け、現在も一部区間で運休が続いています。
２６日は、流失した球磨川第四橋梁の復旧工事の起工式が行われ、くま川鉄道の会長を務める松岡隼人人吉市長が「復旧復興の大きなシンボルになると確信している」と挨拶、関係者が玉ぐしを捧げ、工事の安全を祈願しました。
新しい橋梁は以前より約７０メートル長い、延長約４００メートルで、鋼鉄を三角形に組み合わせたトラス構造を採用。
川の流れを妨げないように１３本あった橋桁を４本に減らします。
工事費は約３８億円かかる見通しで、２０２５年の夏ごろに完成する予定です。
