来年3月で引退が決まっているJR九州の観光列車「SL人吉」がJR博多駅でお披露目された。
SL人吉は1922年・大正11年に作られた現役としてはもっとも古い蒸気機関車。
分部品の調達や、整備する技術者の確保が難しくなったとして、来年3月の運行終了が決まっている。
JR博多駅にはおよそ700人が詰めかけた。
鉄道ファンの6歳の男の子
「すごくかっこいい。ヘッドマークとかついているところがかっこいい」
大牟田市から訪れた鉄道ファンの男性。
「綺麗になったなと思いました。黒光りして磨かれて帰って来たんだなと。車輪が回る音と蒸気が出る音が好きです」
SL人吉は今月8日から来年3月まで、土曜日曜と祝日を中心に熊本駅と鳥栖駅の間を1日1往復する予定。