masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

特集『シリーズ水の国』名水で育つクレソン【熊本】

 2023.04.06 18:30 

熊本市の中心部から車で15分ほど走った西区・花園地区は湧水の宝庫。
今回はそこで清らかな水を使った農業を取材しました。育てているのは、クレソンです。
2012年に始まった『シリーズ水の国』は、熊本の豊かな水とそこに暮らす人々や動物たちの営みなどを紹介。
去年の『国連水サミット』でも、世界に発信された白川中流域の湛水(たんすい)事業を紹介するなど、地下水保全の取り組みも伝えてきました。
こうした取り組みが評価され、TKUは県の『くまもと環境賞』や国交省の『水資源功績者』などを受賞しています。
今回お邪魔したのは熊本市の中心部から車で15分ほどの西区・花園地区。

【郡司 琢哉アナウンサーと七花ファーム 古閑 弘晃さん】
「こちらがクレソンの畑です」
「こんな感じで広がっているんですね。初めて見たかもしれない」
「よく言われるけれど、セリに近い感じの田んぼで水田に水を流し続ける形で栽培していまして」
「土の中というよりは水を張ったところから直接出てるんですか」
「1個取って説明すると、長いけれど、クレソン。芽が出ているが、水から栄養を吸収しているようで、川だったりすると石の上とかコンクリートの上に生えている」
「生命力が強い」
「強い。地面はあんまり関係ない感じで」
クレソンとは「オランダガラシ」とも呼ばれるアブラナ科多年草です。


古閑さん夫妻は、もともとコメやネギなどを栽培していましたが、知り合いの店から「作ってほしい」と頼まれ、耕作放棄地などを活用して、4年ほど前から本格的にクレソン作りを始めました。
農場の名前は『七花ファーム』。花園七丁目から命名されました。