04月06日 18時36分
観光シーズンを前に、菊池市にある菊池渓谷で山開きの神事が行われ、関係者がシーズン中の安全を祈願しました。
菊池渓谷は、阿蘇外輪山の北西部に広さ１２００ヘクタールにわたって広がる広葉樹の森林で、渓流や複数の滝とともに春は新緑、秋には紅葉が楽しめる観光スポットとして知られています。
６日は、渓谷の入り口にあるビジターセンターで、国や県など関係者およそ５０人が参加して山開きの神事が行われ、神職が渓流や遊歩道を清めてシーズン中の安全を祈願しました。
このあと、地元の保育園児２２人が合唱を披露し、会場に元気な歌声を響かせて山開きを祝いました。
菊池市によりますと、菊池渓谷には去年、１１万人が訪れ、新型コロナの影響で減っていた団体の外国人観光客も、徐々に戻ってきているということです。
渓谷の管理責任者の後藤幸一郎さんは、「これから新緑や夏には水の清らかさや冷たさなど、都会では味わえない趣があるので楽しんでほしいです。
安全で快適に散策できるよう、しっかりと森林を整備してお迎えしたい」と話していました。
熊本のニュース
