masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

数十年に一度の珍しい花 玉名の住宅の庭でアガベ

 


06月12日 11時37分

数十年に一度しか花が咲かないとされる多肉植物の「アガベ」が、玉名市の民家で黄色い花を咲かせています。

花が咲いたのは、玉名市天水町の村上博文さんの自宅の裏庭に植えられた多肉植物の「アガベ」です。

アガベは、村上さんが20年あまり前に譲り受けたもので、ことし4月初めに茎が伸び始めて、つぼみをつけながら高さおよそ5メートルに成長し、今月はじめから花が咲き始めたということです。

アガベは、枝分かれした茎を囲むようにたくさんのつぼみが密集してついていて、根元側の下のつぼみから開花が始まり、直径2センチほどの緑がかった黄色い花を無数に咲かせています。

妻の博美さんは「葉の間からたけのこのようなものが出てきたので、観察していたら枝になってつぼみが出てきれいに咲きました」と話していました。

アガベは数十年に一度しか花が咲かないとされ、開花したあとはその生涯を終えて枯れるといわれていて、11日は村上さんの親族が見物に訪れ、珍しそうに眺めたり写真を撮ったりしていました。

村上さんの50代の弟は「数十年に一度咲くと聞いて驚きました。一生に一度、見られるかどうかだと思うので、ゆっくり花見をしたいです」と話していました。

村上さんによりますと、花は現在、全体の7割ほどが咲いていて、今週いっぱい楽しめそうだということです。
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